GREASE
グリースは、基油を届ける構造体
接触面を潤滑する主役は、運転中にグリースからにじみ出る基油です。増ちょう構造は基油を保持し、回転・温度・荷重に応じて接触面へ供給します。NLGI番号は主に硬さを示す尺度であり、基油粘度、耐水性、せん断安定性、極圧性能までを表すものではありません。
有限会社ヴェルデ・トレーディングOMEGA INDUSTRIAL LUBRICANTS
グリース・オイルの基礎から読み解く、タック性能、ワイゼンベルグ性能、Megalite。止めない現場と省エネ環境を支える潤滑技術。
水、熱、衝撃、起動停止。油膜が切れやすい現場ほど、潤滑剤の「残る力」「守る力」「働き続ける力」が問われます。OMEGAは、基油、構造、添加剤、運用を一体で考え、設備の安定稼働とエネルギー損失の低減を支えます。
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LUBRICATION BASICS
潤滑剤の役割は、単に動きを滑らかにすることではありません。金属面を分離し、摩耗と発熱を抑え、錆を防ぎ、設備が本来の性能を発揮できる状態を保ちます。
起動停止、低速、高荷重、揺動で生じやすい領域です。油膜が薄くなるため、耐摩耗・極圧添加剤による表面保護が重要になります。
油膜と微小な接触が共存する領域です。粘度、表面粗さ、温度、添加剤の組み合わせが設備寿命に影響します。
油膜によって表面が分離される領域です。適正粘度を選ぶことで、保護性能と攪拌損失のバランスを整えます。
GREASE
接触面を潤滑する主役は、運転中にグリースからにじみ出る基油です。増ちょう構造は基油を保持し、回転・温度・荷重に応じて接触面へ供給します。NLGI番号は主に硬さを示す尺度であり、基油粘度、耐水性、せん断安定性、極圧性能までを表すものではありません。
GEAR OIL
同じISO VGでも、粘度指数、酸化安定性、ぬれ性、付着性、粘弾性、添加剤設計により、歯面へ運ばれる動き、停止後の膜保持、再始動時の保護状態は変化します。
WHY OMEGA
水、熱、衝撃、汚染、起動停止が重なると、油膜不足は摩耗、発熱、電力増加、突発停止へと連鎖します。OMEGAは、耐久・耐水・耐熱・極圧を、設備表面に潤滑剤が存在し続けるための総合力として設計しています。
DURABILITY
酸化、せん断、流出による性能変化を抑え、油膜と供給状態を長く安定させます。給脂・交換周期の安定化は、保全工数と潤滑剤使用量の削減につながります。
WATER
水洗、結露、水の侵入下でも、増ちょう構造、付着、油膜、防錆性能を維持しやすい製品を選び、屋外設備や洗浄工程の潤滑を支えます。
HEAT
高温での粘度低下、酸化、硬化・軟化を抑え、供給状態を安定させます。基油、増ちょう構造、酸化安定性を組み合わせて運転温度に対応します。
EXTREME PRESSURE
高荷重、衝撃、すべりにより油膜が薄くなる場面で金属面を保護し、オープンギヤ、低速高荷重軸受、ピン・ブッシュの摩耗と焼付きを抑えます。
潤滑剤費ではなく、交換工数、給脂回数、漏れ清掃、部品交換、突発停止、品質ロス、再起動損失まで含む、設備1台の総保全コストで考える。それがOMEGAの出発点です。
CORE TECHNOLOGY
付着、粘弾性、境界保護を一つの潤滑設計として捉え、停止中の膜保持から運転中の再供給までを支えます。
TACK PERFORMANCE
潤滑剤が金属表面へ付着し、振動、遠心力、水洗、衝撃を受けても必要な場所に残ろうとする性質です。飛散や流出を抑え、停止後の膜保持と衝撃部への追従を支えます。
充填量が多いと攪拌抵抗や発熱が増えるため、空間容積、回転数、供給方式に合わせて量と給脂間隔を整えます。
WEISSENBERG PERFORMANCE
粘弾性をもつ流体が回転やせん断を受けたとき、回転軸側へ寄り、軸に沿って上方へ移動する挙動がワイゼンベルグ効果です。せん断による法線応力と弾性的な戻りが、流体を回転軸側へ寄せる動きにつながります。
OMEGAのギヤ油では、粘弾性的な挙動とタック、ぬれ性、適正粘度が組み合わさり、歯面から油が離れにくく、接触部へ回り込む動きに寄与します。
MEGALITE TECHNOLOGY
Megaliteは、OMEGA製品群の基油と構造設計を補完し、油膜が薄くなる厳しい運転条件で金属面の保護を支える独自の添加剤技術です。
耐摩耗、極圧、防錆、酸化安定性など、製品ごとの目的に応じた保護性能を、起動停止、低速高荷重、揺動・衝撃、水・腐食の局面で支えます。
OMEGA 690 COMPARISON
OMEGA 690比較デモでは、一般ギヤ油とOMEGA 690の付着、搬送、停止後の膜保持、再始動時の挙動を動画で可視化します。

VIDEO
付着・搬送・膜保持・再始動を視覚化
一般的なISO VG 220相当ギヤ油と、OMEGA 690 ISO VG 220相当を比較します。
同じモーター、同じ回転条件で、回転部へ油が運ばれる動きを並べて観察します。
装置を傾け、重力が加わる状態で歯面・回転部に残る油膜の違いを確認します。
停止中の膜保持と、再始動直後に潤滑面へ油が戻る挙動を確認します。
RELIABILITY & ENERGY
省エネは、油膜形成、適正粘度、適正量、摩耗抑制、清浄度管理が整った結果として生まれます。
油膜切れ、焼付き、錆、摩耗の進行を抑え、突発停止、部品待ち、復旧作業、品質ロス、再起動損失の低減を目指します。
粘度不適合、過給脂、境界摩擦、攪拌損失を見直し、モーター電流、電力量、運転温度の安定化へつなげます。
交換頻度、廃油・廃グリース、漏れ清掃、摩耗部品、緊急輸送を減らし、設備保全に伴う環境負荷を抑えます。
給脂量、給脂間隔、点検値、交換条件を記録し、経験だけに頼らない再現性のある潤滑管理へ移行します。
PROOF OF CONCEPT
交換前後の負荷、回転数、生産量、周囲温度を揃え、電力量、運転温度、振動、補給量の推移と再現性を確認します。
PRODUCT SELECTION
回転数、荷重、温度、水、給脂方式、材料相性を照合して候補を絞ります。製品番号の前に、発熱、錆、飛散、焼付き、短い給脂間隔など、止めたい故障を明確にします。
PAO/PTFE配合。高速軸受、広い温度範囲、低摩擦運転へ。
電動機、ファン、ブロアなどの高速軸受へ。
冷却塔、屋外設備、水が関わる軸受、高荷重・衝撃へ。
低速高荷重、揺動部、長軸受、集中給脂へ。
大型・露出ギヤ、低速高荷重、衝撃、飛散、水洗へ。
NSF H1。食品設備、水洗、腐食、重荷重へ。
耐熱・せん断安定性を重視する軸受、油種統合へ。
カルシウムコンプレックス。水洗、屋外、海水、腐食環境へ。
低速・高荷重・間欠運転で、歯面への保持と再供給を重視。
NSF H1。ねじ、組立部、摺動部の焼付きと腐食対策へ。
CATALOG / PDF DOWNLOAD
高荷重、高温、水分、衝撃荷重などの条件に対応するグリース・工業用オイルを収録。設備条件に合う製品の比較・選定にご活用ください。
IMPLEMENTATION
OMEGAへの切替を単なる交換作業で終わらせず、設備条件の整理、切替方法、基準化、状態監視までを一つの改善活動として進めます。
設備、潤滑箇所、現行油種、給脂量・間隔、故障履歴を整理。
過給脂、粘度、水、熱、汚染、境界摩耗の影響を切り分け。
基油粘度、NLGI、構造、耐摩耗・極圧、耐水・耐熱を照合。
混和性、清掃、フラッシング、初期充填量、給脂経路を設定。
対象設備と期間、測定点、判定基準を定めて運転。
温度、電流、電力量、振動、超音波、漏れ、補給量を比較。
給脂量、間隔、点検値、交換条件を設備標準へ反映。
OMEGA × UE SYSTEMS
軸受の超音波を確認しながら補給することで、潤滑不足と過給脂の境界を捉えやすくなります。OMEGAの材料性能とUE Systemsの状態監視を組み合わせ、必要な量を必要なタイミングで届ける給脂管理へつなげます。
TECHNICAL SUPPORT
発熱、漏れ、短寿命、錆、異音、飛散、電力増加。潤滑剤を替える前に、設備の状態と運転条件を整理することから始めます。