UE Systems 産業用超音波診断

聞こえない異常を、
止まる前の判断材料に。

圧縮空気漏れ、軸受・給脂、スチームトラップ、電気設備。摩擦、乱流、放電が生む高周波信号を捉え、異常候補と保全優先度を見つけやすい形に変えます。

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UE Systems超音波測定器で工場設備を点検するイメージ

圧縮空気漏れ、軸受、蒸気、電気設備を用途別に診断します。

SELECT BY INSPECTION PURPOSE

機器型式より先に、何を・何件・どう管理するかを決める。

一点のトラブルシュート、数百点の定期巡回、広範囲スクリーニング、長期トレンドでは必要な機器とデータ運用が異なります。

機器の上位・下位ではなく、点検の目的と運用で選びます。

「見つける」だけでなく、再現できる測定点、基準値、修理依頼、修理後確認まで設計します。超音波だけで故障原因を断定せず、温度、振動、電流、潤滑状態など必要な補完情報と組み合わせます。

LEAK

圧縮空気・真空・ガス漏れ

Ultraprobe / Siシリーズ

一点特定か広域スクリーニングか。距離、件数、定量、画像報告の必要性で選びます。

BEARING / LUBRICATION

軸受異常・給脂過不足

記録対応Ultraprobe+DMS

同じ測定点を同じ条件で測り、単発dBではなく基準値と傾向で判断します。

STEAM / VALVE

スチームトラップ・バルブ

接触プローブ+温度確認

作動音だけでなく、設備方式、差圧、負荷、入口・出口温度を組み合わせます。

ELECTRICAL

放電・アーク・トラッキング

用途対応機器+安全手順

非接触検査でも電気安全、接近限界、PPE、危険場所の機種適合を優先します。

60-SECOND SELECTION FLOW

60秒で確認する、超音波診断の選定順序。

1

対象

漏れ、回転機、蒸気、電気のどれを最優先にするか決めます。

2

規模

一点の原因探索か、数十~数百点の定期巡回かを確認します。

3

距離

広域・高所・多数なら音響カメラ、接触・細部ならUltraprobeを検討します。

4

記録

数値、波形、音声、画像、推定損失、報告のどこまで必要か決めます。

5

運用

安全区分、基準値、巡回、修理依頼、再検査まで手順化します。

LIMITS AND MEASUREMENT DISCIPLINE

測れることと、単独では決められないことを分ける。

広範囲・多数の漏れ

音響カメラは短時間のスクリーニングに有効です。最終位置確認や小漏れは距離・条件に応じてプローブを併用します。

定期巡回・傾向管理

同一点、同周波数、同感度、同運転条件で比較できるよう、測定点と設定を標準化します。

軸受の単発診断

負荷変動、回転数、温度、振動、潤滑履歴を合わせて原因仮説を立てます。

電気設備

超音波検査は安全手順、資格、作業許可、接近限界、PPEを置き換えません。

漏れ損失額

圧力、ガス種、漏れ率、稼働時間、電力単価、圧縮機効率の計算条件を保存します。

距離・検出性能

漏れ規模、周囲騒音、遮蔽物、反射、角度で変化します。現場デモで再現性を確認します。

APPLICATIONS, INSTRUMENTS AND OPERATING LIMITS

用途ごとに、得られる情報と補完確認を同時に示す。

異常候補を絞ることと、故障原因・安全性を確定することは同じではありません。各用途で第一候補になる条件と、単独判断を避ける条件を整理します。

COMPRESSED AIR / VACUUM / GAS LEAKS

見えない漏れを、位置と修理優先度に変える。

乱流で生じる超音波を探索し、漏れ位置を特定します。タグ、写真、推定損失、修理期限、再検査を一つの流れで管理します。

件数ではなく修理完了まで管理

一点探索はUltraprobe、広域スクリーニングはSiシリーズを軸に、対象距離と報告方法から構成します。

第一候補になりやすい条件

  • 配管、継手、バルブ、ホース周辺の探索
  • 真空系や耳で確認しにくい騒音環境
  • 漏れ台帳と修理後確認を運用したい工場

選定時に見るポイント

  • 媒体、圧力差、運転時間、危険性
  • 一点探索か広域スクリーニングか
  • 定量・コスト算出と再測定の条件

単独採用しないケース

  • 圧力差が小さく乱流信号が生じにくい
  • 危険ガスで防爆・安全適合が未確認
  • 修理責任者、期限、再検査を決めない運用

Siシリーズ等の距離・定量性能はメーカー条件に基づき、実環境では漏れ規模、騒音、遮蔽物、角度により変わります。

BEARING CONDITION / ULTRASOUND-GUIDED LUBRICATION

給脂量を時間ではなく、軸受の反応で止める。

摩擦・衝撃に伴う高周波成分を聴取・記録し、基準値と傾向から異常候補や潤滑の必要性を判断します。

一つのdB値より同一点の変化

測定位置、荷重、回転数、周波数、感度を固定し、給脂量と音・dB・温度の反応を記録します。

第一候補になりやすい条件

  • モーター、ファン、ポンプ、コンベヤ軸受
  • 過剰給脂・不足給脂が疑われる設備
  • 低速軸受など振動診断の補完

選定時に見るポイント

  • 測定位置と運転条件の再現性
  • 同型良品、初期値、過去傾向の比較基準
  • グリース種類、注入量、反応、温度

単独判断しないケース

  • 測定点や感度を毎回変えて比較
  • 音だけで損傷部位を断定
  • 芯ずれ、緩み、ベルト張力、過剰給脂を未確認

振動、温度、電流、油・グリース状態と組み合わせることで判断の確度を上げます。

STEAM TRAPS / VALVES

作動音と温度を組み合わせ、吹き抜け・詰まり候補を絞る。

接触プローブで流れや作動の高周波成分を確認し、入口・出口温度、トラップ形式、負荷状態を合わせて判定します。

音がある/ないだけで良否を決めない

バケット、ディスク、フロートなど形式ごとの正常作動パターンと運転状態を確認します。

第一候補になりやすい条件

  • 蒸気損失を系統的に調査したい
  • 形式別に作動を確認したい
  • バルブ通過漏れや閉止状態を比較

選定時に見るポイント

  • トラップ・バルブの型式
  • 低負荷・間欠など測定時の運転条件
  • 入口・出口温度と配管条件

単独判断しないケース

  • 停止中または差圧・負荷不足
  • 測定点を再現できない単発測定
  • 一つの音パターンを全形式へ適用

損失額を算出する場合は、蒸気圧、稼働時間、蒸気単価、推定漏れ条件を併記します。

ELECTRICAL DISCHARGE SCREENING

コロナ・アーク・トラッキングの兆候を非接触で探索。

放電に伴う高周波信号を探索し、異常候補の位置と音の特徴を記録します。赤外線、目視、絶縁診断、停止点検へつなぎます。

見つける技術と接近の安全判断を分ける

電圧、設備構造、接近限界、PPE、作業許可、危険場所の認証を最優先します。

第一候補になりやすい条件

  • 配電盤、変圧器、開閉設備のスクリーニング
  • 可視・赤外線だけでは捉えにくい兆候の補完
  • 音声・波形で再点検順位を付ける運用

選定時に見るポイント

  • 安全区分、電圧、接近限界、PPE
  • 危険場所、防爆、認証、アクセサリ
  • 赤外線、絶縁、目視、停止点検による裏付け

実施しないケース

  • 安全手順や有資格者判断なしの活線接近
  • 超音波だけで放電種別・損傷程度を確定
  • 認証・使用条件が不明な危険場所

事業所の安全規程・法令・メーカー手順に従い、適切な資格・教育を受けた担当者が実施します。

INSTRUMENTS AND DATA OPERATION

Ultraprobe / Siシリーズ / Ultratrend DMS

Ultraprobe 3000は漏れ・蒸気を中心とする記録型トラブルシュート、9000/10000は多用途・巡回・解析、Siシリーズは広域可視化、DMSはルート・傾向・報告管理の入口です。

測れる機器より、続けられる仕組み

担当者、巡回頻度、測定点、教育、校正、データ保管、修理後確認まで含めて構成します。

第一候補になりやすい条件

  • 漏れ調査を台帳化して修理確認まで回す
  • 軸受、蒸気、電気を一つの巡回基盤で管理
  • 広域スクリーニングと一点精査を併用

選定時に見るポイント

  • 必要モジュール、周波数調整、記録形式
  • 保存点数、ルート、音声・波形・画像、報告
  • 担当者、頻度、教育、校正、データ保管

第一候補にしないケース

  • 測定点・基準・担当者を決めず多機能機だけ購入
  • 国内供給、保証、付属品、ソフト環境が未確認
  • 情報システム要件を未確認の遠隔監視

掲載型式は、国内での取扱範囲、付属品、保証、ソフトウェア対応を確認して確定します。

PRIMARY SELECTION BY APPLICATION

設備・点検規模から見る一次選定。

機器名は用途への入口です。最終構成は対象、点検数、データ運用、安全区分、国内供給条件で決定します。

設備・目的
第一候補
確認してから決めること
工場全体の圧縮空気漏れ調査
音響カメラ+Ultraprobe
距離、件数、圧力、タグ・報告、修理後確認
モーター・ファン軸受の定期巡回
9000 / 10000+DMS
測定点、回転数、基準値、周波数、巡回頻度
給脂量の最適化
超音波対応機+給脂手順
グリース、注入量、反応、温度、過剰給脂防止
スチームトラップ調査
接触プローブ対応機
形式、差圧、負荷、入口・出口温度
配電盤・変圧器の巡回
電気用途対応機
電圧区分、安全距離、PPE、確認診断
重要軸受の常時監視
遠隔監視・潤滑
通信、電源、設置、アラーム、運用責任

関連ソリューション

検出結果を潤滑、侵入防止、分析、表面・駆動改善へつなげます。

DEMO TO ROUTINE OPERATION

現場デモから巡回・修理後確認まで。

01|目的確認

対象設備、異常、点検件数、現在の方法を確認。

02|現場試行

距離、測定点、周囲騒音、安全動線を確認。

03|構成設計

機器、アクセサリ、設定、記録、タグ、報告様式を決定。

04|基準化

初期基準、巡回頻度、警報、修理依頼、再検査を標準化。

05|効果確認

修理完了率、再発、損失低減、点検時間を評価。

相談時にあると判断が早い情報

対象用途漏れ/軸受/給脂/蒸気/電気/複数
点検規模設備数、測定点数、配管長、巡回頻度
運転条件圧力、回転数、負荷、温度、蒸気、電圧
現場条件距離、騒音、高所、危険場所、PPE
成果物タグ、写真、音声、波形、損失額、報告書

購入・リースによる導入支援

月額参考例、トレーニング、リース会社の選定をご案内します。貴社の調達方針や販売店とのお取引に合わせてご相談いただけます。

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CATALOG / PDF DOWNLOAD

UE Systems 製品カタログ・選定資料

超音波診断器、給脂管理、固定監視の機種別カタログを公開しています。右側はUltraprobe 15000のカタログ表紙です。各機種のPDFは資料一覧から選べます。

掲載例:Ultraprobe 15000/PDF・全3ページ

UE Systems 製品カタログ・選定資料の表紙

Ultraprobe 15000 カタログ / 全3ページ

FAQ

よくあるご質問

騒音の大きい工場でも使えますか?

周波数選択と指向性を利用して対象を絞れますが、同帯域のノイズ、反射、遮蔽物の影響は受けます。現場デモで測定距離と再現性を確認します。

音響カメラとUltraprobeはどちらがよいですか?

広範囲を短時間で可視化するなら音響カメラ、一点の精査、接触測定、多用途巡回ならUltraprobeが有力です。併用するとスクリーニングと確認を分担できます。

超音波だけで軸受交換時期を決められますか?

単独で確定するのではなく、同一点の傾向、振動、温度、運転条件、潤滑履歴を合わせて判断します。

漏れ損失額は正確に出せますか?

推定には圧力、漏れ率、稼働時間、電力単価、圧縮機効率などの前提が必要です。前提を明示し、修理優先順位の共通指標として使います。

導入時に教育は必要ですか?

基本操作に加え、用途別の信号解釈、測定点の再現、電気安全、データ管理が重要です。担当者と点検手順を決めた上で教育計画を組みます。

DEMO & TECHNICAL CONSULTATION

機種名が分からなくても、見つけたい異常から選べます。

対象設備、点検件数、測定距離、必要な報告内容をお知らせください。現場デモ、機器構成、測定点、記録・修理確認の運用まで整理します。

検出結果は異常候補と保全優先度を整理するための情報です。故障原因・安全性の確定には、設備条件と必要な補完診断を含めて判断します。